頭皮に皮脂がたまると脱毛しやすい

脂漏性脱毛症は、頭皮に皮脂がたまることで髪の毛が抜けてしまうものですが、
皮脂腺の異常分泌を促すのもDHTの仕業です。

 

頭皮、すなわち私たちの皮脂は表面から『表皮』『真皮』『皮下組織』
という3層からできています。

 

解りやすく言うと、皮膚表面を覆っている薄い細胞膜が表皮。
その裏側にあり血管や神経が通っている線維層が真皮。
脂肪が蓄えられているのが皮下組織です。

 

表皮は、さらに一番下から基底層、有棘層、顆粒層、角質層などに分けられます。

 

基底層で細胞分裂してできた細胞は上へ上へ押し上げられてゆくうちに、
基底細胞→有極細胞→顆粒細胞→角質細胞となり、
最後は細胞が死滅し角質となって剥がれ落ちます。

 

これが垢・ふけです。

 

細胞が生まれて垢やふけとなって剥がれ落ちるまで約一カ月と言われています。

 

毛髪や爪はこの角質が変化したものです。
皮脂を分泌する皮脂腺や、汗を分泌する汗腺は皮膚の付属器官です。

 

男性ホルモンの分泌が活発になると、皮脂腺から大量の皮脂(脂肪)が分泌されます。

 

本来、皮脂は毛穴を通って皮膚の表面にしみこみ、皮脂がカサカサに乾燥することを防いだり、
水分の過剰な蒸発を防いで皮膚の潤いを保つ働きをしているのですが、
過剰になると表皮の汚れなど一緒にくっついて毛穴をふさいでしまいます。

 

出口が無くなってしまった皮脂は皮下の毛包にたまっていき、ひどくなると頭皮に炎症を起こします。
さらに毛包のダメージも加わるので脱毛が進んでしまうのです。

 

こうした皮脂の異常が顔の皮膚で起こればニキビになります。
頭頂部や前頭部では、側頭部や後頭部の2倍ほど多く皮脂が分泌されると言われています。

 

また、女性よりも男性のほうが皮脂の分泌量が多いので、毎日シャンプーしないと
髪がべたべたしたりカサカサのふけではなく油っぽいふけがよく出る、
枕カバーがすぐに汚れる、ニキビや吹き出物が出来やすいといった状態が起きる場合は要注意です。

 

 

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